作家紹介
CRAFTSMANS

加賀てまり 毬屋
(加賀手毬)

全国でも珍しい加賀てまりと加賀ゆびぬきの専門店です。てまり・ゆびぬきの制作・販売のほか手作り教室を開講しています。小出つや子が長年続けてきたてまり教室を母体に、あとを継いだ小出孝子が平成10年に開店。3代目の大西由紀子は、消えかけていた加賀ゆびぬきの復興に力を注いでいます。オーダーメイドのご相談も承っています。

加賀てまり作りは丸い土台まりを作るところから始まります。まりの中心に鈴を入れるのが加賀てまりの特徴で、鈴が「なる」と物事が良く「なる」と言われています。金沢では娘が嫁ぐ際に手縫いのまりを持たせる習慣があり、縁起の良い贈り物として広く親しまれています。
加賀ゆびぬきは、金沢の家庭にお裁縫に使う実用品として伝わってきました。真綿をしっかりと巻き、表面をびっしりと絹糸で覆ったゆびぬきは、見た目の美しさ・繊細さからうける印象よりもずっと堅牢で使いやすくできています。カラフルな模様でアクセサリーにしたいと人気です。

横田 京生
(加賀象嵌)

高校卒業後、アメリカへ留学。帰国後は東京を中心に俳優、モデルとして活躍。16年の活動の後、加賀象嵌作家・高橋介州の作品に魅了され金沢へ移住。宗桂会・加賀象嵌専門塾にて人間国宝・中川衛氏などに加賀象嵌を学ぶ。現在は日本伝統工芸展をはじめ主たる展示会に作品を発表。新たな可能性を求め“かわいいね!金沢プロジェクト”に参加する。

接合象嵌花器『ゆれる』
一度は金沢に行ってみたい、と願っていた祖母のために制作した作品。三日月が遠くに輝く秋の夜、東山の街明かりが浅野川にゆっくりとゆれている様子をデザインした。日本伝統工芸展入選作品。金沢での展示の後、祖母が待つ岡山会場へと移動中、祖母は故人となった。

(株)目細八郎兵衛商店
(加賀毛針)

江戸時代の中期に加賀藩の武士によって考案された加賀毛針は、鮎釣り用の擬餌針です。
1cm足らずの加賀毛針はとても繊細で美しいものです。現在、太公望はもちろんですが、この毛針を釣りをしない人にも伝えたいという思いから、毛針のアクセサリーも製造して、たくさんの方から愛用されています。

加賀繍 よしが浦悦子工房
(加賀繍)

伝統工芸士 葭ヶ浦悦子により
平成4年:繍工房「繭鳥」を主宰
平成21年:石川県 加賀刺繍協同組合、理事長に就任。工房名を「加賀繍よしが浦悦子工房」に改名。
伝統を大切にしながら新しさを追求し続ける工房では、伝統工芸士5名のもと、職人達が切磋琢磨しながら技を磨いています。「若手の育成」にも力を入れ、今日も未来の伝統工芸士を育んでいます。

タッセル付クラッチバッグ「カメリア」

山岸 紗綾
(漆芸)

漆芸作家。1981年、石川県能美市生まれ。金沢美術工芸大学工芸科漆専攻卒業、金沢卯辰山工芸工房修了。現在は自宅工房にて制作。主に個展、グループ展にて活動。漆の装飾性に魅せられ、蒔絵や螺鈿といった伝統的な加飾技法を活かし、漆のジュエリーを制作する。植物や、日本の情景またその記憶を造形や模様に閉じ込め、日本的装飾美を演出する。

winter ends and spring begins
(漆、朴、卵殻、夜光貝、金粉、銀粉、他)
2013年

木片を削り、漆を塗り込んでそこに漆の加飾技法を組み合わせて仕上げている。指輪。

津田 六佑
(加賀水引)

加賀水引五代目。1981年8月4日生まれ。加賀水引初代 津田左右吉の玄孫(やしゃご)にあたる。小さい頃から水引に囲まれた環境で育つ。小学校から大学、就職まで金沢市内。WEB関連企業で10年ほどWEBデザインやネット販売の経験を積む。自社のホームページは企画・デザイン・制作・執筆まですべて手掛ける。2014年9月から加賀水引五代目継承。 現在は、水引折型の基本である折・結・書を勉強中。

祝儀袋などのラッピングは、基本的には使い捨て。そんな儚い祝儀袋を、時間をかけ美しく包むのが日本人の粋な心遣いであり「おもてなし」の心です。金額の価値は変わりません。贈るモノだけでなく贈り方にも心を配るのが日本人の美しい振る舞いなのです。この祝儀袋も手作りの最高級手漉き和紙「檀紙」を使い、美しい水引細工で結んだ祝儀袋。素材から折り・結び・書まですべて手作りの「にっぽんの祝儀袋」です。